p4cmd コマンドの作成

p4cmd は p4 コマンドにアクセス用のグローバルオプションを付加して、コマンド実行する仕組みです。 例えば
p4cmd changelists -m 10 -l
というコマンドは、以下のようにグローバルオプションが追加されて実行されます。
p4 -p {Server:Port} -u {UserName} -c {ClientName} changelists -m 10 -l
グルーバルオプションにて指定される {Server:Port} {UserName} {ClientName} は 実行するカレントディレクトリもしくはコマンド引数内にあるパス名から自動的に判別されます。

p4cmd は使用する前に Perforceサーバーへのアクセス設定をする必要があります。 アクセス設定を行うとクライアント設定にてマッピングされたワークスペースディレクトリ情報を保持してコマンド実行時にその範囲に入っていれば、 アクセス設定をグローバルオプションとして追加します。

ワークスペースに含まれるかどうかは次の手順で判定されます。

  • コマンド引数内にパスが含まれていたら、それを使用します。
  • コマンド引数内にパスが含まれていないなら、実行時のカレントディレクトリを使用します。
  • 先頭に -c オプションがついている場合は、カレントディレクトリを使用します。:
  • 先頭に -d {パス} が場合は、そのパスを使用します。